はいどうも皆さんこんにちは。
グンキすまっしゅ☆です。前田の彼氏です。
いま前田と駅弁しながらこの記事を書いています。
ひつじくんを救いたい。
昨今の俺のTLを賑わせていた「ひつじ」コンテンツについて、昨日色々と大きな動きがあったので俺の意見や見解をつらつらと書いていく。
「ひつじ」コンテンツとは
このページに来ている人には説明不要かもしれないが、一応何も知らない読者のために「ひつじ」コンテンツとは何かまずは解説していきたいと思う。
関東在住の大学1年生男子「ひつじ」くんがこのテーマの主人公だ。
彼は童貞であり、女の子の扱い方がわからない。「ひつじ」コンテンツとは、そんな彼が大学でどうにかして彼女を作ろうとするのを周りのオタクみんなであーだーこーだ言いながら応援するコンテンツである。
ひつじくんは非常に頭が固く、頑固で、ちょろい。
そのため失敗も多く、フォロワーから「いやそれはどうなん?」と非難を買うような行動もしばしば見られた。
しかしそのリアルタイム性や彼の奇妙な文才(ほかに適切な言葉が見当たらないので「文才」と表記する)がオタクにウケたのか、彼を応援するオタクや興味を持って注視するオタクは多かったように感じる。
昨日の晩に事件が起こるまでは。
昨日起きたこと
現在ひつじくんが脈アリだと確信して疑わない相手がいるのだが、その相手とのやりとりの内容や頻度などから「いやそれ、脈ナシっぽくない?」「少なくとも脈アリと判断するには早計では?」と多くのフォロワーから指摘された。
彼の確信的言動にフォロワーが疑問を呈するのは「ひつじ」コンテンツでは見慣れた光景ではあるが、今回は否定意見がいつになく多数寄せられ(もちろん全員が否定派ではなく、肯定的意見を寄せるフォロワーもいた)、拗ねたひつじくんは垢消し。
彼の垢消しは恒例とまでは行かないが前科があるので、まあ天岩戸みたいなもんでそのうち帰ってくるだろうと思っていたのですが。
ひつじくんが垢を消した直後、KamonagaAkira(以下Kamo氏)という人物がひつじくんの過去を晒しあげました。
その過去というのは、高校時代のひつじくんが当時付き合っていた女の子に対しモラハラ発言を繰り返していたというもの(発言の内容はここでは伏せる)。
その彼女からDMで相談を受けていたKamo氏は再三ひつじくんに忠告したが受け入れてもらえず、もう無理だと根を上げひつじくんやその周囲と縁を切った。しかしそれから3ヶ月以上が経ち、未だに女の子に関わろうとするひつじくんを見てやむなく公開に至ったという。
Kamo氏の主張はこうだ。
①ひつじはとんでもないモラハラ男であり、彼に通常の恋愛は到底無理である。
②彼が恋愛に邁進することで傷つく女の子が増えることが耐えられない。
③ひつじには恋愛することを即刻諦めさせるべきだ。
④ひつじがモラハラ男であることを知りながら、未だに彼が女の子と恋愛するのを応援しているグンキは彼をオモチャにしているだけだ。またモラハラ被害を受ける女の子が現れたら責任を取れるのか。
そう、実は俺はこのことを3か月前に当のKamo氏から聞いて知っていた。
Kamo氏と俺は声優オタクとして何年か前から知り合いで、体験した猥談を鍵垢で共有もしていた。その鍵垢でKamo氏はこう忠告してきたのだ。以下原文ママ。
「別に絡むなとは言わないけど調子に乗せない方がいいですよ、とだけ……」(2022/5/23)
「ああいうのが性犯罪とかストーカーやるんだなって思いながら見てる 被害者うまないためにもみんなほどほどにね……」(2022/5/23)
ただ、このモラハラ話は彼が高校生のときの話である。
もちろん大前提として、俺は彼のモラハラ発言を擁護するつもりは一切ない。
女の子に暴言を吐く男はクズだ。そんな男はけつあな確定されてしかるべきである。
だが、1年以上も前の話を今更になって蒸し返し、今のひつじくんを貶めることにはとても違和感を覚える。
ここにKamo氏の主張に対する反論を置いておく。
①ひつじはとんでもないモラハラ男であり、通常の恋愛は到底無理である。
→先程も書いたがそれは1年以上も前の、彼が高校生の時の話である。
俺は何も「人間はいくつになったって生まれ変われるんだ!」という青臭いことを言いたいのではない。だが高校生の時の失態を彼が大学生になったいま掘り返すことに何の意味があるのか。誰しも10代のころには失敗するだろう。それから人は学んでいくものだが、その失態をことさらに振りかざし「お前には恋愛は無理だよ」と突きつけることは早計に感じる。
②彼が恋愛に邁進することで傷つく女の子が増えることが耐えられない。
→Kamo氏が言えることではない。
俺やその他のオタクがアドバイスをすることで調子に乗ったひつじくんが次々と女の子を傷付けては乗り換え、ということをKamo氏は恐れているのだろう。
しかしそのKamo氏はとうの昔にひつじくんの矯正をとっとと諦め、もう俺は関わらないから好きにしろと言わんばかりの態度である。自分で虎に翼を付けて野に放ち、自らはそれを見ぬふりをしながら「見知らぬ女の子が被害にあわないか心配だ」と言うKamo氏は自己矛盾に気付いていないのか。
③ひつじには恋愛することを即刻諦めさせるべきだ。
俺こんなに傲慢な人間の発言見たことないよ。
そもそも個々人の自由意思で行われる恋愛活動を制限できる人なんてどこにもいないし、できるものならしてみてほしい。
できもしないことを声高に主張するな。
④ひつじがモラハラ男であることを知りながら、未だに彼が女の子と恋愛するのを応援しているグンキは彼をオモチャにしているだけだ。またモラハラ被害を受ける女の子が現れたら責任を取れるのか。
→これはマジで意味がわからない。
ひつじくんの恋愛に関しては応援する立場だけど、どちらかというと俺は彼にとってブレーキになるような発言を貫いてきたし、Kamo氏の「告白は99に1を足すだけの行為であり、それ以上でもそれ以下でもない」という内容の昨日の発言と同義のことを何度も言っている。俺が「それ絶対ひつじくんのこと好きだって!脈アリ脈アリ!告れ!」とか言ってるならまだわかるのだが。
それから責任の話だが、どうして俺が取らなきゃいけないのか。
その前に、そんな責任は誰も取れないのだ。取りようがない。
考えてみてくれ。俺やオタクがひつじくんをイジろうがイジらまいが関係なく、彼自身に恋愛をしたいという欲求がある限り彼は女の子に恋をする。それをTwitterの画面の向こう側から誰が止められるのか?Kamo氏は止められるのか?止められないだろう。結局のところその部分は彼自身の問題でしかなく、彼自身にしか変えられない。そんなことに外野がイチイチ責任を取るだの取らないだの言い出すことがそもそもスジ違いなのだ。最初から存在しない責任を取れるのかと迫るのはいただけない。
最後に
ひつじくんが垢を消している間に過去のモラハラ発言を晒されてしまった以上、もうひつじくんは「ひつじ」としてはTwitterに戻ってこられないだろう。
ネットでの相談場所を失ったひつじくんは彼なりの方法で進むしかなくなるのだが、その後のことまで考えてのモラハラ暴露だったのか。
Kamo氏がしたことはひつじくんからいたずらに信頼と相談場所を奪っただけで、彼は恋愛感情を失ったわけでもないし被害にあう女の子を救ったわけでもない。もしこれで彼が自棄になるようなことがあれば、それこそKamo氏の責任ではないか。
俺にはKamo氏が結局何をしたかったのか、甚だ疑問である。
P.S.ひつじくんへ
もしひつじくんがこの記事を読んだならDMでもなんでもいいので連絡をください。
俺は君のことを待ってる。